●上尾市「若鰤(わかし)」のお斎
日曜は お斎 を頂きました。
「おさい」ではなく「おとき」と読むそうです。
お斎は、本来は精進料理をいただきますが、
最近は料亭などで和の食事をするようです
お斎には、お坊さんが同行します。
たいていは
「じゃ、私はこの辺で...」
と言って、先に失礼します。
そう、お斎とは、法事の後の食事のことを言うそうです。
知らなかった。今回お斎をいただいたのは上尾市の
若鰤(わかし)さん
お店は簡素で、すっきりという印象、大きな厨房をカウンターが囲み
大広間が一つあります。シンプルイズベストテイスト!
一目で職人だなぁ~~。と思わせるご主人と奥様とで切り盛り。
おふたりで切り盛りするので、貸し切りでした
では、お料理..
いくらと子持ちのお魚
いくらが上品な薄味でおいしい。
これ、あとでごはんと一緒にたべたいな。と思って最後まで残しておいた。
和食でこういうことするのって、私だけでしょうか?
今回の若鰤山のお斎はお料理も良かったのですが
器が可愛かったなぁ~。カラフルで自分じゃ絶対選ばないタイプの器ですが
外食で食器が華やかだと、なんだかウキウキしますね。
でも、お斎はうきうきするのはちょっと失礼です
お造り は一般的なものと
ヒラメのお造り ...
季節はちょっと違う気もしますが、この一人前様はうれしい。
脂ののったエンガワはかみしめると甘味があってたまりません
銀だらの西京焼き、胡桃と鰹節の和え物、くらげの梅和え
またまた、美しい器..
豚の角煮。
底に見える白いものは、裏ごししたじゃがいも(マッシュポテト)
でした。わずかにバターの風味を感じます。
和食ながら、こういうアイディアはうれしい。たのしいです。
天ぷら抹茶塩のみがついて来ました。天つゆで食べたい人もいるんじゃないかな?
ひと皿にボリュームもあり、この辺でお腹がきつくなってきました
ぬた 貝とワケギ
これまた、可愛い蓋付きのお椀は
もずくと卵の雑炊でした。
ここまでボリュームたっぷりにいただいていたので
さっぱりした雑炊だったのは大正解かもしれません
ぬか漬けがおいしい
そして、いくらを残しておいたのは正解だったわぁ~
(こういうの、お行儀わるいのかしら?)
デザートのフルーツもしっかり頂き
いやぁ~大満足なお斎でした。
法事なのに不謹慎ですね。
遠い親戚で、故人とは面識がなかったのでお許しを...
食べきれなかった人用の お弁当箱 おりと紙袋も用意してくれました。
ま、うちにはあまり関係がなかったですが...^^
(※お弁当箱じゃなく、「おり」っていうんだって
JUNAっちがさりげなく教えてくれました...笑)
私たちが帰る頃には、次のお斎の準備に取りかかっていたご主人
ネットにもほとんど情報がないのは、こういった会席の食事中心に
営業しているのでしょうか?良いお店だなと思いました。
若鰤 (懐石・会席料理 / 上尾)
★☆☆☆☆ 0.0
(言い訳 : 法事なので写真は....と。思ったのですが
主催者がこのフブログを見てくれていて勧められたのでつい...^^)