●中軽井沢「福幸亭」の福幸亭カツ(カレーソース)
中軽井沢、星野地区(ハルニレテラス)で数時間をすごしたのち
軽井沢に来ると、お約束のように立ちよる旧軽井沢の
「軽井沢銀座」へ....
ミカド珈琲でモカソフトを食べ、
浅野屋さんでパンを買って帰らないと
軽井沢に来た気がしない、というのは私だけでしょうか?
ありがたいことに北軽井沢に別荘を持っている友人がいて
自動車免許をとった20歳くらいの頃は入り浸っていたもんで...
でも、今回は何かがちがう...
少し原色よりなコーディネートの服装...
歩いている人たちに感じる違和感.....すぐにわかりました
大きな声でのおしゃべりが、
日本語ではなく、中国語だったのです
良く見ると、歩いている観光客の7割は中国人でした
もちろんそれが悪いというわけではないのですが...
やっぱり変ってしまったんだなー...と
SHOPがいくつも集まった複合ビルも閉店しているお店がチラホラ
この日は5月の平日
今、ハイシーズンの旧軽はどうなっているのでしょう?
さて、中軽井沢・旧軽井沢とたくさん歩いて、日も陰り、
そろそろ夕食の時間、この軽井沢訪問で絶対いきたかったお店へ..
そのお店の名は 福幸亭(ふくゆきてい)さん
ここでごはん食べたら幸せになれそうな、縁起の良い名前ですね
場所は、やっぱり中軽井沢。Uターンで旧軽から中軽にもどります
カーナビに店名をセットして、迷わず到着
中軽井沢といっても、観光地のエリアではなく
普通の住宅街に、福幸亭さんはありました
ご覧のとおりの、割烹料理店ですが、
当店で皆が絶賛する一品とは
カツカレー です
夜の部が始まったばかりのお店に一番乗りで入ると
ご高齢の女性と、その息子さんであるとおもわれる男性
お二人できりもりしているようです
メニューをみると..
福幸亭風カツ(カレーソース)
あら、失礼。
安易に カツカレー なんつったらいけないみたい...
あくまでも、カツにカレーソースが添えてあるらしい、主役はカツ。なのかな?
夫婦で伺ったので、
福幸亭風カツ(カレーソース)の
ヒレとロースを一品づつ注文
店主さん親子の掛け合い...
お肉をさばいて叩く音...
とんかつを揚げるカラカラという音が聞こえてくると
なんともかぐわしいとんかつの香りがお店に漂よい
そして、スパイシーなカレーソースの香りもかすかに感じられます
やってきました...
こういうスタイルのカツカレー初めて
まさに、カツにカレーソース その主菜をおかずに
ごはんいただき、そこにお味噌汁(しじみ)と糠漬けが添えられている定食スタイルなんですね
カツがおいしいっ!
とんかつは好きですが、この年になると色々考えちゃって
「ハレ」なときじゃないと食べませんが、本当においしい
肉の旨み、脂の旨みが一口にギュッと凝縮されていて
「揚げ物」の重さはみじんもない...
カレーソースは噂にたがわぬおいしさです
基本欧風タイプのソースですが、苦手な飴色玉ねぎの甘さがなく
スパイシーで奥行がありながら、もたれない。適度な酸味もイイ。
カツとの相性がしっかり計算されているカレーソースだとおもいます
またごはんが非常においしいく、カレーライス好きには涙でそう、
名脇役のお味噌汁、糠漬けも、「割烹料理」と名乗のっていらっしゃる
誇りを感じるようなおいしいものでした
これでロース975円 ヒレ1285円は、お値打ち過ぎます
感動の福幸亭カツ(カレーソース)でした
軽井沢に来たら、また必ず立ち寄りたいお店です
配膳を引き受けている、お母様。
ご高齢ですが、どうぞ、お元気で末永く、
おいしいお料理を運んでいただきたいなー
心からお祈りしております
寒くなる前に、軽井沢に行く計画を立てよう....
以上。2015年5月2拍3日の郡馬・長野旅行でした