●群馬県高山温泉ふれあいプラザのお昼ごはん
のどかで、あたたかい村、とても気に入ってしまいました。
そんな風景があちこちに見られる、高山村はそんな、なつかしい村でした。
今回の旅行は人生の先輩と仕事上は先生とお呼びするような方との一泊旅行。
緊張~、を感じさせない、大人の素敵な先輩方との旅行となりました。
食のはじめは、関越自動車道上里サービスエリアのこのみたらしだんごから
最近のサービスエリアは、速弁(はやべん)を始め実に楽しい場所になりましたね。
上里はロイヤルホストでしたがファミレスなどの大手の外食産業が続々進出。
できれば地元の企業にも頑張ってほしいな~。
渋川伊香保インターを降り、国道355号線を経て、北群馬橋を右折して
お昼前に高山村に到着。
さっそく温泉。
この立派な施設は高山温泉ふれあいプラザ。
入浴料500円とリーズナブル。
併設したコテージがありここに泊まると入浴料は無料。温泉施設とコテージの組み合わせは人気がありシーズンにはすぐ満室になるそうです
昼から露天風呂!こんな幸せはめったにありません。
温泉についてはHPをみてくださいね
お風呂上がりと来ればっ!
Beer..♥
日頃から一生懸命お仕事しているご褒美かな?って思うわけです...^^。
先付け、さしみこんにゃくはもみじおろしとポン酢でいただくのが高山村流...
オイシイ..
旅の間にこれだけの野菜が食べられるのは嬉しいです!しかも地の野菜。
豚肉のピカタがそえられていてボリューミィーでもあります。
名産手打ちのおそばと野菜の天ぷら
私は以前はうどん派でおそばは最近いただくようになりました。
しっかりした腰と香り、大変美味しくいただきました。
好物の野菜の天ぷらも、野菜は新鮮。衣がサクサクで美味しかったです。
個人的には暖かい食べ物が1品あるともっと嬉しかったです。
そしてこの後の予定は再び温泉!高山温泉いぶきの宿へ
その前に「歴史的名所をちょっと見学しましょう、10分くらい(←ここ重要)
ですから」ということで
中山宿本陣跡を訪ねました。
高山村は江戸時代、越後と江戸を結ぶ三国街道の中山宿として栄えました。
参勤交代の折りには、大名行列がこちらに宿をとったそうです。
そのお宿、今でも個人の旧家の家主さんが守っていらっしゃいます。
入り口。趣のある佇まい。
入り口を抜けると、紫陽花が、この季節にめずらしい
私財を投じて、文化財を守っていらっしゃる家主の奥様。
「これから102歳の姑のところに行くから、少しだけなら(←ここ重要)いいですよ」
ということでガイドをしてくださいました。
普段の割烹着姿でしたが、少しお話しただけで、非常に教養と威厳を
感じさせる方です。
まず樹齢600年の大けやき。
「抱きついて、樹のエネルギーを感じてください」
とは、高山村観光大使田部井さん談
栗の木
栗ひろい
「なつかしい」と、こどものようにはしゃいでしまいました。
市町村の吸収合併が盛んな昨今、この周辺も大規模な合併がありましたが、
誇れる観光資源と食料自給率が高い高山村は自立した村、そのため、吸収合併
の必要は全くなかったそうです。
その言葉には粛々と村を守っている家主さんの気概が感じられるものでした。
「102歳の姑のところに行くから、時間がないけど(←ここ重要)、少しだけなら、
参勤交代でつかった、NHKとかにしか見せないお部屋を見せてあげましょう」
と言うことで、貴重なお部屋にご案内。
「時間がないから(←重要)早くあがってっっ」
はい。はいっっ!
ほぉ~~、私たちはめずらしいので、うろうろと...
「そこは、まだはいっちゃいけません」
と、ぴしゃり。一段高くなっている、お殿様の居間は、まず家主の説明を
一通り伺わないと入れないそうで....(^^;)
歴史の教科書を見直さないと、解らなかったりするような江戸時代の様子を
おはなし頂きました。
正座で伺う私たち...
とうとうとお話になる。
やっとお殿様の居間に入室。よかった。
珍しい当時のお風呂場やお手洗いも見せて頂きました。
実際にお殿様が使用したそうです。
家主さんまた実にとうとうお話になる、
とうとうと
とうとうと....
このあたりでみんな
「あれ、お姑さんの所へ行くから時間がないのでは?」
と思ったはずですが、誰も
「では、そろそろ次に...」
とは言い出せず.....^^
参勤交代の歴史話から
お嫁に着たばかりのころの、田舎に慣れなかった話
女中さんから、いろいろ仕込まれた話
(三角形おにぎりは流人のおにぎりで、今でも作らないそう...)
ありがたいお部屋をあとに、外に出ても
とうとうとお話になる
唄や踊りを伝承してゆく話
日本舞踊を長年やっていて、旧跡を改築してお教室にしている話
家主さんのお話は所々に興味を惹かれる歴史的エピソードが盛り込まれていて
時に現代社会を生きる私たちが気づかされるような場面もあり
面白いものでした。
が、1時間半は若干長かった.....
お姑さんさぞ、待っていたでしょうに...
家主さんの藤娘姿です...........(^o^)
●高山村ホームページはこちら
●高山温泉ふれあいプラザ
群馬県我妻群高山村大字中山2357-1
0120-63-2639
HPはこちら
【07'高山村旅行】
●長文最後まで読んで頂きありがとうございます!
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