●早稲田「エスニックカリーメーヤウ早稲田店」のインド風チキンカリー
早稲田のお店に行ってきました。
メーヤウ(信濃町)は、現在東京・長野に存在する5店舗のメーヤウの元祖な
お店ですが...
「メーヤウと名乗る他の店とは一切関係がありません」と名言している状況です
このあたりは表現が難しいのですが、メーヤウの系譜については、「続き」に
書きますので、興味のある方はお読みください。
早稲田大学のすぐそばという土地柄、
早大生のフリークに支えられる永遠の人気店ってかんじかな?
一時は「早大生でメーヤウを知らなかったらもぐり」といわれたことも
あったようですし、ネット上で「メーヤウ」の文字が見え始めた頃、
そのほとんどが早稲田店のフリークが書いたものでした
そういう意味では、元祖メーヤウ(信濃町)以上に熱狂的愛好者の多い
お店といってよいでしょう。
それだけに、初代店主が別のお店に移ってしばらくは
「ソースがぬるい」等の悪評が立った時代もありました。
なんて、通ぶって書いておりますが、実は初めてのメーヤウ早稲田店です^^
元祖信濃町至上主義ってわけじゃないですが、ぬるいのは嫌だなっておもったり
でも伺ってみて、日曜休業で店の前まで来て振られたこともありました
昔は暗めの別店舗だったそうですが、今のお店はとても明るく
女性一人でも入りやすい...しかし、お客さんは学生さん率がたかいです
でも、全然きにしない..
メニューをみるとカレーの種類が豊富
甘口がタイ風グリーンカレー
辛口がタイ風レッドカレー に相当すると思われます
そして、私が元祖メーヤウ(信濃町)で愛してやまない大辛(メーヤウカレー)
に相当するのは
インド風チキンカレー
はい、こちら (なぜにインド風?については続きで..)
元祖メーヤウ(信濃町)の、それとは具はじゃがいも、ゆで卵、チキンレッグと
おなじではありますが、ソースの色や質感は全く違います。
元祖よりも黄色味がつよく、トロリとしています (元祖はこちら)
かなり、おいしい~
一時の評判のようなぬるさはまったく感じません
逆に、最近、ちょっと薄いなーと感じていた元祖メーヤウ(信濃町)へのかすかな
不満を払拭してくれるような濃厚な味わい...。辛さも同様に元祖より強め..
チキンレッグはちょっと小ぶりで、骨からの肉離れがわるいのが
残念ではあります。同様にジャガイモも小さ目で具については断然、元祖に軍配!
しかし、今時、750円で、おいしいカレーに加え、ライス大盛り450gまで
追加料金なしで提供する心意気に敬服!
食べ盛りの学生の味方なお店って、それだけで好感度が高い。
また、タイムサービスがあったり、週替わりのカレーが楽しめるのも
楽しいし、フリークがはまりにはまる理由かもしれません
私、4週目に登場する激辛インド風チキンカレーは絶対たべるつもりですもの..(笑)
メーヤウ都内3店舗のうち、やっと訪れた早稲田店ですが、
はやくもはまりそうな予感です..いい年して..(笑)
それでは「続き」、おまけでメーヤウの系譜&雑感について..
●メーヤウの系譜についての詳細がある記事を見つけました こちら
偶然見つけたのですが、どっかで読んだことあるなーとおもったら
当サイトの この記事の文章が引用されてる!!
~当初は信濃町駅前に掘っ立て小屋のような様相で建っていました。
まるでぞうきんというかぼろ布のような「のれん」が掛かっていて、
あたりに何とも言えないナンプラーの香りを漂わせて.....。~*
なんかちょっとうれしいかも...
関連ランキング:タイ料理 | 早稲田駅(メトロ)、早稲田駅(都電)、若松河田駅
メーヤウのことになるとつい、熱くなり長文になってしまいます...
現在メーヤウと名乗るお店は都内に3店舗(信濃町・早稲田・神保町)
長野に2店舗(信大前店・桐店)がありますが、総本山は信濃町です
メーヤウ(信濃町)に足蹴く通っていたころ、客さんの問いに奥様は
「早稲田のお店は、うちののれん分けです」と答えていらっしゃいましたが
現在は、メニューに、
メーヤウと名乗る他の店とは一切関係がありません
と書かれています。
これは元祖信濃町店で修行したシェフが早稲田店を開いたのは間違いないのですが、
その後別のお店を開業*1し、早稲田店の経営自体が変わってしまったためです。
その後早稲田店から、神保町・長野県のお店と分店ができましたが、
要するにこういった経緯があって、現在、元祖信濃町とのつながりは全くない
ということです
*1 現駒沢のピキヌーというタイカレーのお店
元祖メーヤウ(信濃町)からすれば、全然知らない(?)人たちが、メーヤウを名乗り
次々支店(?)を増やし...
「メーヤウとは、当店の味の故郷……タイの北部の小さな村の名前です...」
なんてメニューに書かれていたら、いい気持ちはしませんよね
裁判ざたにはなっていないようなのが救いです
でも、食べ手にはそういう問題はあんまり関係なかったりして..
今回伺ってよかったーー!
メーヤウの味を踏襲しつつ..元祖とはまたちがったおいしさに出会えた感じ
なぜ、早稲田店のチキンカレーが「インド風」を名乗っている
のか?という点については...
1991年頃、信濃町に通いまくっていましたが、当時、
メーヤウ大辛を家庭で再現することにもはまっていて
お店で売っていた、当時はめずらしかった
メイプロイのカレーペーストを買い込んでいました
そのとき、店主の暮地さんが
レッド・グリーンカレーにくらべて
イエローカレーはカレー粉が入っているのでちょっとインド風
とおしえてくれたのを思い出しました
確かに、早稲田のインド風チキンカリーは、イエローカリー同様
カレー粉の風味が若干感じられるような気がします
具材もメイプロイのイエローカレー仕様ですし..
そう考えると、おもしろいな..