●北本市「支那そば心麺」のラーメン
注)2009年よりご主人が体調を崩され休業がちになり、2010年現在、店名および
メニュー、料理はまったくそのまま、別の方々で営業されています
美しいラーメン。
店名からして、ラーメンに対する心意気が伝わってくるようなお店。
こちら塩ラーメン
私のカメラの腕では伝えきれない、きれいなラーメン。
金のラーメン
銀のラーメン
並べたくなるでしょ?
そう、絶対両方食べたくなっちゃうんですよねぇ~~。
よかったら、思い出をきいてください。
9年前のある日、当時の私も今日のようにラーメンを並べたかった。
なので、まだ小さいQooをダシに出かけ、塩・醤油の2杯のラーメンを
頼みました。
でもQooなんて小さい上にラーメンは苦手な方で、3分の1も食べないわけで....
必然的にラーメンを2杯食べているおかあさん像。となるわけです。
それを、じぃ~~っと見ていた親爺さん。空いた時間だったのですよねぇ~。
親爺さんの視線は感じていて、幾分びくびくしていたのですが....
「ねぇ~、おかあさんっっ!」
びくっっっっ....
「おかあさん、2杯食べたいときわぁ~~
時間差で頼むようにっ.........
のびちゃうでしょっ。塩ラーメンが...」
ご指摘の通り、塩ラーメンの麺は極細麺.......。
はっ。はいっっっ すいませんっ
あやまっちゃいましたもん、当時の私。
こわかったなぁ~。あの頃の親爺さん。
1999年創業(98かも?)
鬼才佐野実氏に師事したお店ということで、当時、一部の埼玉ラーメンマニアから
注目されました。しかし、それ以上に、開店当初から地元の支持をがっちりつかん
で、現在に至ります。
2001年には、製麺所をつくり自家製麺の提供となり、さらなるスキルアップ。
当初ご夫婦で切り盛りしておられましたが、現在は頼もしい息子さんがラーメン作
りの担い手です。
今回、2年振りの訪問でしたが、現在の親爺さん。
絶えることのない注文に、黙々とラーメンを作る息子さんの傍らで
ニコニコ、ニコニコしながらの接客。当時の眼孔鋭い親爺さんの面影は
ありませんねぇー。
でも、ラーメンの美味しさは変わりません。
心麺のラーメンを一言で言うと高級食材ラーメン。かな?
贅沢な素材が惜しみなく使われています。
塩ラーメンの塩は沖縄産、ネギは関東ネギ
熟成された極細麺は、小麦の味がいいのですが、今回若干アンモニアな
香りをかすかに感じてしまいました。なんだったのだろう?
ラヲタの方々は、心麺では塩を頼む傾向にあるようですが、
私のお勧めは断然、醤油。
また、地元の人も8割が醤油を頼んでいるよう...。
お醤油は和歌山産天然醤油、高級食材の名前を並べるほどに引いてしまう向きも
ありますが、そんなことはどうでも良くなってしまうラーメン。
こんなにまぁ~るく、旨味のあるお醤油ラーメンは食べたことがありません。
(注:埼玉ではです、ラーメンは埼玉でしか食べないタイプなので、すみません)
私の愚舌のレビューはではとうてい伝えきれない、すばらしいレビューを
「じょうずぃ~ず ガチンコ!ブログラーメン道」のじょ~じさんが書かれています。
是非、とんで見てください。こちら。
(ある意味、全然ココと変わらぬ気分で読めますから~笑)
メニュー表はポップアップでどうぞ、デフォルトでラーメン一杯750円と高めの価格。
なのに、お客さんはひっきりなしに訪れ、ほぼ満席状態。納得のおいしさだからですね。
ごちそうさまでした。
今日は母と行きました。ひとりで2杯じゃないですよぉ~^^
〒364-0005 埼玉県北本市本宿1-22 048-591-6700