【閉店】千葉県新検見川「 福龍 」の出前ごはん
千葉県FOODEXツアー最終章
シタールで大満足ランチをした後、
90歳で独りで暮らす祖母の家に行きました
玄関の鍵は開いているものの....
土砂降りの雨天のその日
薄暗い室内は電灯もついておらず、呼びかけるも、返事はなく......
居間への扉を「そーーっと」あけると、薄暗い部屋で年老いた祖母は、
仏壇の祖父の遺影と「お喋り」をしていました。
「Kyoko007だよ」と声をかけても.....
私を認識できないような状況で....
結局30分ほどお喋りして、「現世へ回帰...」した祖母でしたが
2年前に祖父を亡くし、「寂しいよ」と繰り返す様子に
顔を見て帰るつもりが、あまりに忍びなくなってしまい
FOODEX見学後に、また、祖母宅にもどり夕食を取ることにしました
外食は出来ないほど、足腰も弱っていたので古くから馴染みの
「中華料理 福龍 」 さん
にて、出前をおねがいしました。
このお店は、祖母宅というか、祖父が元気にしていた頃からの
馴染みのお店。
お世辞にも、きれいなお店ではないのですが
この新検見川の地に綿々と存在する、愛すべきお店だとおもいます
私はこちらのラーメンが好きで....
10年ほど前、埼玉県でラヲタ(ラーメンおたく)をしていた時代伺った際も
塩ラーメン?と思えるほどの薄口醤油の昔ながらの醤油ラーメンは、
なにか、衝撃的においしくて、初めてラーメンの
おかわり
をしてしまったほど。
今回は、出前と言うことでラーメンは頼みませんでしたが
食べたかったなぁ~
馴染みで、祖父を亡くなって以来、久々の出前ということもあり
注文は「ニラレバ炒め」「炒飯」「餃子」だったのに随分サービス
していただきました
肉ネギ
三枚肉と長ネギ、その他の野菜少々のいためものなのですが
ごはんが猛烈に進む一品、どんな調味料でしあげるか今度伺おう!
奧はメインで頼んだ、レバニラ炒め
これはさっぱり風味のレバニラ炒めで好みが別れそうです
お店お勧めの 「餃子」
皮がもっっちもちで、ニンニクがストレートにきいている餃子は
正統派で、おいしかったです。これも、白飯が進みます。
サービスミニ海老チリ
良いお味でした。
この時点、流れ上、かなりお腹がいっぱいだったので
おうちに持って帰ってごはんでいただきました
で、 炒飯!
街の中華やさんの炒飯ってどうして、こう、おいしいんでしょうね~
祖母も食が進んで、夫、私と三人の楽しい夕餉でした
食後、私が疲れて爆睡中、祖母の「寂しいよ~」の話を
ずっと聞いてくれた夫にも大感謝です
こんな風に書くと、すごく孤独な独り暮らしの老人のように聞こえますが、
祖母の事は、近所の叔父叔母、私とおなじ孫も気に掛けていて
ほぼ毎日訪れている、恵まれた独り暮らしの祖母です。
それでも、独りになると、仏壇の前にたたずんでしまうんですね....
娘がブラジルに留学する前に、祖父のお墓参りをかねて
もう一度、訪ねようと思いました。
と、言うわけでまさに、
「食べまくり千葉FOODEXツアー」でした
来年のFOODEXも是非伺いたいので、その時にも、祖母が元気でいますように...
そうだ、祖母の顔を拝めたのも、念願のシタールに行けたのも、FOODEXのチケットを
ゆずってくださった、masaさんのお陰ですね。
masaさん、重ねてありがとう~
●中華料理 「福龍」