●本日仔猫を迎えました
力丸が荼毘に付されたから丁度一週間の本日、
写真の仔猫ちゃんをさいたま市の
動物愛護ふれあいセンターから譲渡していただきました
力丸が亡くなる、ひと月ほど前から
お願いをしておりました
超長文ですが、犬猫の殺処分などに反対する方は
是非お読みいただければ幸いです
5月にサリーを医療ミスで亡くし...その悲しみが
癒えてきたころから、徐々に去年のように
仔猫の里親さがしボランティアをしたいとおもって
おりまして.....。何件か依頼をいただいたのですが
張り切って、哺乳瓶やミルクを準備し、お迎えに行く直前に、
なぜか別の里親さんが決まるということが つづきまして.....
ならば、自分としては、中々扉を開けられなかった
動物愛護ふれあいセンターで保護されている
猫ちゃんの、「預かりさん」になって「里親さん」を
さがそうと、決めたのです。
一匹しか救ってあげられないのは、心苦しいですが...
そのひと月前当時、私は、
ふれあいセンターで保護ざれ、インターネットで
公示されている犬や猫は、公示期限が切れると
すぐに殺処分されるものと、思いこんでいました
なので、一番小さいく、ひとりぼっちで保護された
ねこちゃんを預からせてもらおうと、もう、公示期限が
明日にせまっていたので、あわてて電話をしました
(ちなみに、公示といっても、小さな捨て猫は
写真の掲載はなく、「茶白♀生後三週間くらい」 というような記述しかありません)
そこで、私ははじめて、ふれあいセンターから
犬や猫を譲渡する仕組みを知りました
まず、安堵したのは、
公示日が過ぎても、さいたま市では
すぐ殺処分はしないということです。
ふれあいセンターで公示中に引き取り手や
飼い主が現れない場合は、引き続き保護し
病気や怪我をしている動物は治療をし
また、生後まもない仔猫はしっかりと育てられます
そして、ふれあいセンターで譲渡会をひらき
里親さん探しをしてもらうことができます
でも残念ながら、攻撃的な性格の犬猫や
病気のある子は「殺処分」という運命をたどることには
かわらないのですが....本当に悲しいことです
そして、私のように譲渡を希望する場合...
まず、小さな仔猫は生後一か月以上体重が400gになり
病気に対するワクチン接種をしてから初めて
譲渡希望者に譲渡されます
譲渡希望者の方も、ふれあいセンターの
「ねこ(犬)の譲渡講習会」を受講し
ふれあいセンターからの数々の条件の
譲渡誓約書にサインしてはじめて里親になること
ができます
こんな、しっかりしたシステムがあることと に感心しました。
そして力丸の葬儀がおわって三日後にご連絡を
いただき、今日のお迎えの日を迎えました
ふれあいセンターに行くのは初めての経験でした
やはり、薄暗いところに不幸なワンちゃんやネコちゃん
が収容されていたら....と思うと明るい気持ちには なれませんでした
実際は非常に明るく、清潔な施設で、驚いたのは
大変若くかわいらしい女性が、猫ちゃんたちの お世話をされていたこと....
最初の電話からずっと担当してくださった
女性獣医師さんは、本日急用がありお休みだったの
ですが、なんとも心温まるお手紙を添えてくださいました
そこには、この猫ちゃんの、センターにやってきた経緯
とても痩せてノミだからけだったことなと書かれており
最後に、私への、仔猫預かりのお礼で しめくくられておりました
正直、ぐーーっと来てしまいました
様々な手続きが終了し、いよいよ
引き取るとき...私が、こんなに大事にしていただき
ありがとう、やっぱり手放すのは寂しいでしょう?
と伺うと....
「手塩にかけて育てた子ですから...」
とおっしゃいました
あーー、ほんとに動物愛護ふれあいセンターの
認識を間違っていました。
ここに収容される犬猫はとても悲しい運命にある
ことは違いないけれど、動物をいつくしみあいする
職員さんに大切にされていたことが、身に染みて
わかりました
そんな職員さんたちにとって、
お世話をしてきた動物たちを「殺処分」しなければ
ならないことは、どんなにつらいことでしょう
私は、今回、この猫ちゃんを飼うためではなくて
里親を探す目的でお預かりしましたが、本当に大切にして
役目を果たそうと決めました
というわけで、まだ名のない彼女(生後1~2ケ月♀)
里親さん募集いたします。
11月15日には、大きな譲渡会にも参加します
また徐々にこの猫ちゃんの写真等ご紹介させてくださいませ