●茨城県常陸太田市「塩町館」のうどん
一年前に亡くなった仕事上の先輩のお墓参りに茨城は常陸太田市に..
お墓参りを終え、ご自宅でお線香をあげさせて頂き、
その帰りに知人と訪ねた
「塩町館」さん
伺ったのは5月、ブラジル渡航前、自分自身の治療が終了したことを
先輩と、いつも私を気遣ってくださっているご家族にご報告
常陸太田市はお青麦がおいしいことで知られます。当店はその中でも
とりわけ有名なお店「慈久庵」の店主小川宣夫さんのお弟子さんのお店。
師匠は蕎麦、弟子はうどんとを提供しているのですね。
お店の切り盛りすべてを、たったひとりでこなすスタイルも
「慈久庵」&「塩町館」さんの特徴で、混んでいると大変時間がかかる
そうですが、この日は午後遅い訪問で、私たちの貸し切り状態でした。
ある意味ぜいたく。
古い銀行をリニュアルして建築したという建物
外観も雰囲気がありますが、それ以上に素敵な店内。
レトロモダンといったら、薄く感じてしまう重厚な造り、
2階部の天井をぶち抜いているのか、美しい梁と高い天井が印象的です
4品のうどんコースを選びました
素朴なきのこ達は、私には少し塩分が強めでした
地葱の天ぷらは、とても良い香りと葱の甘さが嬉しい一品でしたが、
ちょっと油ぎれが悪いかな?...と前菜2品はちょっとだけ、不満が残りましたが
この細めのうどんはすばらしくおいしかった..
水府産原麦「きぬの波」を、石臼で粗挽きに挽き、浮き打ちという方法で手打ちに
しているそう、「浮き打ち」ってちょっとわかりませんが、こんなに豊かな
小麦の香りがたのしめるうどんって初めてです
また、お蕎麦とうどんの中間位の細めの麺も、非常に喉ごし良く好みでした
せっかくなので、お蕎麦もいただきました..^^
師匠の作るお蕎麦よりも価格がだいぶ安いのだそうです、
(師匠価格ってあるんですかね?)
繊細なお蕎麦で、非常に美味しくいただきましたが、香りは季節柄いまひとつかな..
うどんの方が、ずっとインパクトがあり、うどんにぞっこん。
あ~、このうどん、今でも凄く食べたいです。
うどん好きの方は是非、常陸太田までお出かけください
デザートのあずき&アイスクリームをいただきながら
この素敵な空間で、先輩との思い出に花が咲いた1日でした。
お店を切り盛りするご主人は、木訥な印象のまだお若い方、
接客から調理、会計までひとりでこなしていられるので、めっちゃ愛想良く..
とはいきませんが、サービスも適切で、私たち一組だったため
記念撮影にも協力してくださいました。
ごちそうさま&ありがとうです
この日は当時ホストファミリーをしていたジェニーのお迎えがあるので
大急ぎで帰宅、今度はゆっくり伺いたいです
●「慈久庵」&「塩町館」 公式HP
●週末のイベントが終了しました。
思えば昨年のこのイベントの日の朝、闘病していた先輩は旅たち、
開演の準備をする私たちに訃報がはいってきたのです。
昨年は悲しい1日でした。今年は先輩への黙祷でイベントを開始。
きっと今も見守ってくれているだろう、との思いを噛みしめながらの1日。
無事イベントも終了。なにか、気持ちにも一区切りがついた感があります。
きっと一緒に働く仲間も同じ気持ちでしょう。
このイベントが終了し、忙しかった前期の仕事も一段落。
加えて、翌日、我が身の術後半年の検査も無事クリア!
家族も揃って、楽しい夏になると良いな!
つーか、受験だった! あちゃーー。
というわけで、いつもお読み頂きありがとうございまーーす。