●駒澤大学「ピキヌー」の激辛ポークカリー
念願のピキヌーさんに行ってきました
愛するメーヤウの系譜の中に存在する重要なお店です
ヤウオタには、どんなに重要なお店でも(ヤウオタ=メーヤウおたく)
そうでない人には、そんなことどうでもいい..
いまや、メーヤウとの繋がりもあまり語られない
タイカレー、名店中の名店です
のれんわけされ、メーヤウ早稲田店の店長となりました
が、その後メーヤウ早稲田を離れ高井戸にピキヌーをOPEN
さらにその後、駒澤大学駅近くに移転して現在に至ります
「他のメーヤウと名乗るお店とは一切関係がありません」
と言っているのは、そのため
現メーヤウ早稲田店および早稲田店から派生した神保町や長野メーヤウは直接、
信濃町店とは確かに関係がないのです..
しかし山口氏はメーヤウ早稲田店でカントリーカレーをはじめとする
新しいカレーを開発し、信濃町店にはない新しい魅力のあるメーヤウとして
発展させました それは今も早稲田店に受け継がれています
さて、そんなお家云々の話しはこの辺にして
肝心のカレー 今回は、激辛カレーを選びました
激辛チャレンジ というわけではなく
早稲田店でもお気に入りのポークカリーのルーツがここで味わえると
思ったからです
カレーの外観はメーヤウの大辛系カレーと同じ
肉(鶏 or 豚)じゃがいも 半身ゆで卵
あーー、やっぱり間違いなくメーヤウ出身のお店名だよね
なるほど..
深みと切れがある!
なので、きりっとした味わい、ポークの甘味とのコントラストが最高!
「メーヤウ系ではピキヌーが一番好き」
という方をネットでしばしばお見受けしますが解る気がします
辛さは一般的な激辛なので、もちろん
プリックナンプラーのプリッキーヌ(青唐辛子)のみじん切りを
いっぱいトッピングしていただきます。最高!
ライス大盛りが無料(残すといくらか取られる!笑)ですが
大盛りをたのまなかったのは大後悔、ライスの盛りが少ないです
足りなくて追加で小ライス100円頼みました
すると今度はカレーソースが足りないっ...
最初から大盛りで頼んでもカレーソースは足りないでしょう
でも不満に思うなかれ..ここ ピキヌーでは
プリックナンプラーをごはんにかけて食べるという
食べ方が浸透しているようです。
私も、カレーソースがなくなってしまったので最終的に
「プリックナンプラーごはん」にしていただきました
うーん、やっぱり信濃町みたいに
ライスもカレーソースも大盛りの「両方大盛り」があったら
うれしかったなーー。ソースがおいしいだけに...
そしてピキヌーさん、メーヤウさん以上に
夢民さんに似てるところがありますねーー
それは、おかみさんがバイトに厳しい!!
こわかったよっ!!
なんだか言葉のひとつひとつにとげがある感じ....(笑)
おかみさんの接客はいろいろ書かれていますが
確かにちょっときつい感じかも
可愛い女性バイトさん、がんばってほしいな...
20年以上前(私も年だね) 小屋時代のメーヤウで
モジリアニの肖像画に出てくるような細面の美しいおくさまが
お客さんの質問に..
「早稲田のメーヤウは、うちがのれん分けしたお店です」
と答えていたのがよみがえります
しっかりと踏襲しているのはピキヌーだな と思いました
早稲田店はメーヤウ亜流の違う方向の味だと思っていたので..
(それは、別の方向でおいしいので悪い意味ではありません)
一皿しか食べていないのですが、この一皿のクオリティ..
ご夫婦で年一度はタイに出向き研究、新しいカレーの開発をしているそう..
独自の進化をとげた、タイカレーの名店と感嘆した訪問でした
しかし、こういう肝心な時に限って、
カメラ忘れ、スマホ電池切れなんだよね..(笑)