●長野県小諸市「釈尊寺・布引観音」絶景はまだまだ編
改めまして、先週の長野県ひとり旅を書いてゆきたいと思います
最初にして最大の旅の目的地...
釈尊寺・布引観音へ..
まずは布引観音に伝わる神話を....
「牛に引かれて善光寺」という有名な歌(文言)がありますが
この布引観音が発祥の歌だそうです。
《信心のない老婆が、さらしていた布を角にかけて走っていく牛を追いかけ、ついにに至り、のち厚く信仰したという話から》思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえ。
へぇぇぇ、単なる歌でなく、そんな意味もある言葉だったのですね
善光寺のHPにさらに詳細が記されておりますので、「牛に引かれて善光寺」の伝説
をお知りになりたい方は参考にしてください
関越自動車道「小諸IC」を下車し、のどかな田舎道を進むと
布引神社の駐車場に到着します。
無料の駐車場は、焼く15台ほどの車が停まっており、ほぼ満車。
予備知識を持たず伺いましたが、布引神社という地が、そんなに有名でない観光地であることを伺わせました。人は誰もいません。
きれいなトイレで用を足し、いよいよ険しいといわれる山に入っていきます
階段が道しるべとなり、迷うことはなさそうですが、
とにかくひとっこひとりいないので、かなり怖かった
道々にこんな風に石が積み上げてありました。
道はあっているね。
途中朽ちたお地蔵さん群に遭遇し、腰を抜かしそうになったのですが
絶対撮ったはずの写真がないわぁ
小さな滝もながれております
迫力の岩場、足元は階段がありますが
見上げると怖いです。
途中途中に見守り地蔵と呼ばれる、古くから信者の方々がたてたお地蔵さんがおり
険しい登りをあるく私たちを見守ってくれているそうです。
このあたりになると下ってくる人々とすれ違います
「まだ半分くらいかな、休み休み登ってね」とか
「あと少し、がんばって!!」とか、ひとり悪戦苦闘する私に声をかけてください
これがかなり頑張る源になりました。
はぁ~ はぁ~
心拍数が上がります。
こちら有名な 牛岩
「牛に引かれて善光寺」の牛の形になっているそうですが...
うーーん、いろんな方向から眺めたけどさっぱりわかりませんでしたが
写真にて確認すると、大きな牛の頭が見えるような、気がします(笑)
善光寺の火災の際には、この穴から煙が立ち上ってきたそうです
馬頭観世音(ばとうかんぜおん)
六観音の一つで
(聖観音、十一面観音、千手観音、馬頭観音、如意輪観音、准テイ観音 で六観音)
あらゆる生命は6種の世界に生まれ変わりを繰り返す。の思想に基づき、6種の観音
が六道に迷う衆生を救うという考え)
仁王門が見えてきました
心拍数が上がって余裕がなく、正面からの写真を撮れませんでした
実は立派な仁王様が祀られていたのです。
そして実は、この仁王門の背景に、布引観音が拝めるのですが
それも全く気が付かず.....(笑)
最後の急な上り坂(であって欲しい.....)
なにやら門が見えるではありませんか
きっと、布引観音は目前です。
つづく