●食べログの旅「CASA OSANO(カーザオサノ)」シェフのおまかせコース(わらコラ編)
残念ながらCASA OSANOさんは現在休業中です
(追記:先ほど帰宅し番組を観ました....赤面
携帯・pcメール・こちらのコメント等等、沢山お声をいただき
大変ありがとうございます。一度にお返事できませんが必ず連絡
させてくださいね。次回、TVでは写らなかった場面など更新したいと
思っています。)
今回は、日本テレビの「笑ってコラえて」の新コーナー「食べログの旅」に
タレント石ちゃんこと石塚英彦さんと出演させていただいた時のレビューです。
放送されている頃は、ちょうど仕事中、TVはまだ観てません。どきどき...
すごーく長いですが、TVのおしいそうなお料理をブログにて再現させてくださいね
山梨県CASA OSANO(カーザオサノ)さん
いまやお店の顔(?)のシーサーくん
前回の4月は夜桜にうっとりしましたが、今回は、清楚な白い秋明菊が出迎えてくれました。
こんにちは~♪と入り口をあけると、あのハキハキと
元気よく美しいマダムとシェフがお出迎え。
石ちゃんの突然の登場に、少し驚いていらっしゃいましたが、
入室の際のスリッパはすかさず石ちゃんサイズの大きなものと取り替えてくれる気配り、
さすが、接客のプロ。
その後も、私たちが仕掛けた接客テストともいうべき注文に、適切に答えてくださり
このレストランのサービスの高さは実に気持のよいものであることを終始実感しました。
では早速お料理を..
甲州産の白ワイン(写真忘れ)
グリッシーニとスケッチャータ
パン類・パスタ類のいわゆる粉ものはすべて自家製、スケッチャータには黒米の粉が
練りこんであり香ばしいです。CASA OSANOさん独特の溶岩石へのサーブがやっぱり素敵
カプレーゼ カーザオサノ風
最初から驚きの一皿
カブレーゼといえば、赤・白・緑のイタリアンカラーのお皿が来ると思いきや、
まるでアイスクリームのような白いソースに白いムースがのったお皿が登場
なんとソースはモツァレラ、ムースはトマトのエキスを抽出したもので
作っているのだそう、まったくトマトは見られないのに、エキスは濃厚なトマトのお味。
フォカッチャ
塩の加減がとてもよいです。
中村農場甲州地鶏胸肉燻製の自家畑サラダ仕立て
まず胸肉とは思えないしっとりと仕上げられた鶏肉に感心。、
平飼いといってちゃんと地べたで元気よく過ごしていた鳥たち、
しっかりとした肉質と鶏肉らしい香りに軽いスモークの加減がすばらしい。
十種類以上の野菜を使ったサラダも、プチトマトはハーブと共にマリネされ、
みょうがや カブはピクルスになっていたりと細かい仕事がしてあります。
今回は、くだんの「サービスチェック」でお箸をいただいていたので、
十種類の野菜を一種づつ味わったり、鶏肉に野菜を巻いていただいたり、
と楽しめました。こういうサラダはお箸は「あり」だと思います。
ここで次の前菜パスタが提供される前に、特別に調理場に案内していただきました。
プロの麺茹でを見せていただき感激!
石ちゃんもご覧のとおり.....
石ちゃんはホントにテレビのまんまの楽しいひとでした
さて、それでは席にもどって..
手打タリオリーニ ホタテと千成瓜
シェフのセンスやオリジナリティを感じて感動した一品でした
パスタに柑橘系のさわやかな酸味を感じます。
レモンが練りこまれていました。なるほど、千成瓜という水気が多く一見パスタとは
合わないような野菜が、パスタ自体にレモンの酸味を加味することで、
驚くほどうまくまとまった料理として完成されています。トマトの酸味、ホタテの
魚介の旨みとともに個性のある味が一つにまとまり、オリーブとケッパーのアクセント
が楽しいお皿。 感動のパスタでした。
こんなエッジを感じる食感のパスタってはじめて...
OSANOさんの野菜はシェフ自らが育てた野菜、
シェフは土に触れ野菜を育てながら
畑でレシピを考えたり、 料理のアイディアがひらめいたりするんだそう、
この一皿もそんな大地の上で生まれたお料理なんですって、
それを聞いてますます素敵な一皿に思えてしまいました。
アンチョビいりの小さなパン
もっとアンチョビが主張しているものを想像しましたが、いい塩梅の加減
富士山天然キノコと自家製サルシッチャのリゾット
秋らしい、きのこを使った一皿
文句なく美味しいリゾット。お米はイタリア米をつかっています。
アルデンテの加減がいいですね、キノコはアミタケとショウゲンジという
天然のキノコ。サルシッチャはセージを強く感じるものでした。
お口直しのグラニテ
スープセロリのグラニテ。こんなに香りの強いハーブだったのですね
実に口の中がさっぱりします。こういう小さな一品に驚きがあるのがOSANOさんらしい
石ちゃんが「銭湯のにおい」と表現していましが、確かに温泉の木のお風呂に
入ったときに共通するような香りがありました。
こう書くと「え?」って引かれそうですが、これが実においしい…
ライ麦を練りこんだ全粒粉のパン
写真わすれたので前回の記事から...
OSANOさんでは3種のパンがいただけるのも
炭水化物好きにはたまらない楽しみです
いよいよメインディっシュ
県産富士桜ポークの月桃包み焼き 季節野菜添え
思わず歓声が上がった、きれいなお肉料理。
ピンク色に焼き上げられたポークにフランボアーズのピンクのソースと、
秋野菜たちの色どりが実に美しい。
食べ物ってきれいだよねーー笑、
月桃というのは、シェフの出身地、沖縄のハーブで、ちょっと幻想的な香り。
ワインはこの時赤ワインをいただいておりましたが、月桃と赤ワインの香りが良く合います、
石ちゃんが大絶賛!なので私のお肉をおすそ分けしました
お肉の下にはジャガイモとトマトをあわせたピュレが敷いてあり、これがまた美味しかった。
家で真似したいテクニックですね。
焼き野菜もそれぞれが、大変甘く、これも石ちゃんこれまた大絶賛。
はじめて野菜をこんなに沢山たべたんだそうですよ。
石ちゃんは本当にすばらしい食べ手で、一緒に食事をすればおいしさ倍増でした!
さつまいものクレーマカプチーノ仕立て
メインの後、おなかをホッとさせるための小さなスープがやってきます。
このスープの登場はOSANOさん流
スープの上は普通にカプチーノ、だからサツマイモもあまいドルチェ仕立てなのか
とおもいきや、ちゃんと塩味のスープなのです、しかしこれが合う!
たしかに思いお肉料理からドルチェへのつなぎとして、良い役割を果たしていると思いました
ドルチェ・3種盛り合わせ
お皿に描かれた秋の風景画のよう..
・ブルーベリーのタルト サラミに見立てたチョコレート
・ゴルゴンゾーラとはちみつのパンナコッタ
・沖縄産パイナップルとセミフレットとブルーベリーのゼリー
秋の景色を再現したような紅葉をちりばめた美しいお皿でした
ゴルゴンゾーラのパンナコッタはオトナの味で特筆のおいしさ
一皿一皿のアイディアと調理技術のすばらしさを堪能したと同時に
マダムのサービスのすばらしさを今日も感じました。
マダムからお料理の説明を受け、そのお料理やイタリア料理の
成り立ちなどをうかがうと、また、いっそうおいしく感じますし、
お話しながらいただくのがまたとても楽しいです。
シェフのお料理、マダムのサービスが一体となって、
相乗効果を生み、CASA OSANOさんの魅力を倍増させているように感じました。
また、その食べっぷりに惚れこんでいた石ちゃんと、
一緒にお食事が出来たことは..一生の思い出です。
OSANOさんの魅力はまだまだ伝えきれないので、今後も通って四季折々のお料理を
美しい日本庭園を楽しみながらいただきたいです。
前回は夜、今回は曇り模様だったので、次回は富士山を眺められるといいですね。
実はもう、予約をいれていしまいました...笑
きんたろう君(メス)
今回は、食べログさん、日本テレビさんに大変貴重な体験をさせていただき
この場をお借りして、心を込めて深くお礼申し上げます。
母娘とで参加できたのも、きっと一生の思い出になることでしょう。
ありがとうございました。
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