【閉店】岩槻区「リストランテ ヴァレンティーノ」の北イタリアなディナー1
ずっと伺いたいと思っていてやっと実現したイタリアン
岩槻区の
北イタリアのお料理と
手打ちのパスタが評判のイタリアンレストランです
今回は大先輩ブロガーであり
埼玉フレンチ・イタリアンのレビューに関しては
この方の右に出る方はまず、いないでしょう。
R923Eさんにおさそいいただきました
岩槻の駅に近く、電車でも便利
そして駐車場もあるので車もOKというアクセスの良さ
お店は、おもっていたよりもこじんまりとした佇まいでした
落ち着いた店内
着席すると、テーブルには本日のメニューが置かれております
インド料理なら、北と南の違いは明確に解るのですが
イタリアンについては、ほぼ知識がありませんが、おいしければすべて歓迎
メニューのわからない言葉は、根が几帳面なA型なので調べてみました(笑)...
ちょっと北イタリア解説チックなレビューとなります。ご了承を...
さて、グラスの白ワインをいただきながら最初の一皿を..
‘アンティパスト (antipasto)’
フォアグラと栗かぼちゃのスフォルマート
フォンドゥータソース
新そば粉のグリッシーニ添え
*スフォルマート=生クリーム、タマゴ、チーズと野菜などをペースト状にして型に入れてオーブンで
焼き上げた料理。
*フォンドゥータソース=アルプスチーズ系のコクがあり風味豊かなフォンティーナチーズを溶かして
卵黄でつないだソース。
前菜から北イタリア料理らしい、フォンドゥータソースが登場。濃厚でとても好み
スフォルマートが軽めのふあんとした味わいなのでベストマッチでした
そば粉の香りのグリッシーニはかなり固くて、たのしい
自家製パン&オリーブオイル
‘プリモ・ピアット (primo piatto)’その1
穴子のヴァポーレ
「リゾット アル バローロ」 と 共に
*ヴァポーレ=蒸し調理したもの
思い出しただけでも、にやけてしまう...このみの一皿
ぷりんと蒸し上げられた穴子の甘味と塩加減が絶妙
そしてリゾットの赤ワイン(バローロ)の芳醇な香りが最高のマリアージュ!
これが北イタリアの香りか~、というかんじでしょうか..
そしてここで、2杯目の赤ワインをお願いすると
せっかっくなので..ということで、シェフがハウスワインではなく
お料理に使ったワインを出してくださいました
バローロ...のセカンドブランドとのこと、どっしりと重みのある
おいしいワイン、うれしいです。(一人で呑んでてすいません)
‘プリモ・ピアット (primo piatto)’その2
フリウリ ヴェネツィア ジューリア伝統の
「チャルソンス」
二皿目のかわいらしいお皿、
バターの香りが豊かで、ふんわりと甘く、クミンの香りがします
「これがイタリア料理?ちょっとオリエンタルな香り
はじめていただく味だけど、美味」
との感想だったのですが、なるほど、記事を書く当たって調べると
こちらはフリウリという地方の伝統的なパスタ料理でした
フリウリ = ヴェネツィア ジューリア地方を差し、フリウリ料理といわれる
分野もあるそうです。以下、フリウリ料理を解説したサイトから転載させていただきます
フリウリは小さい州ながらも、山があり、野があり、そして海があるため、食材に恵まれています。食材はとうもろこしから作ったポレンタ。ヴェネト州と共通した料理をベースに、ハプスブルグ家やスラブ系など東方の影響もうかがえ、クミンなどスパイスがよく使われるのが特徴的です。たとえばハンガりーのグヤーシュのような料理。イタリアと近隣国の食文化が混ざり合い、共存している、イタリアでは珍しい地域といえるでしょう。(ソース)
*チャルソンス とは、フリウリ地方のラビオリをそう呼ぶようです
中身はマッシュポテトでした
‘プリモ・ピアット (primo piatto)’その3
新鮮な卵黄だけで練った
ポルチーニ茸の「タヤリン」
プリモ・ピアットで3品目を出していただけることが、まず愕き!
連れて行っていただいた常連のRさんは大食い(失礼!)なので
大サービスでしょうか?うれしいですね...
調べるほどに、ヴァレンティーノさんのお料理は北イタリアの魅力でいっぱい.....
記事がながーーくなりそうなので、今夜はこの辺で、