おいしいおひるごはん/日本全国食べあるくダイエット講師のブログ

日本全国食べ歩きながらダイエット講師になりました。おいしくたべて美しくやせるを伝える私の食べ歩き

●なつかしい山形・南陽市、宮内をあるく....

森の湯 (8)

森の湯での朝食後は、はらごなしもかねて、

             宮内方面にドライブ&お散歩へ

父の故郷山形県南陽市宮内

こどものころは、まだ東北道東北新幹線も通ってなくて

その当時住んでいた千葉の家から、車で7時間以上かけて

帰省していました。母が後部座席にお布団を敷き詰めてくれた

にわか寝台カーに乗っての長旅は楽しいものでした

宮内駅

駅舎はほとんどかわりがありません

森の湯 (9)

キンチョールの看板が雰囲気醸し出しています

森の湯 (10)

森の湯 (15)

ほんっとにかわらないなぁ~

森の湯 (16)

どうやら、駅にうさぎがいるようです、

残念ながら朝早くて会えなかったけど....

でも、こんな素朴なポスターが貼ってあるだけで、

駅の光景に癒されます

森の湯 (11)

駅員さんが切符を切った柵、え?まさか今も?!

森の湯 (12)

少し寂しげな、ホーム。

訪れたのは朝8時頃、いつ頃駅員や乗客がくるんだろう?

森の湯 (13)

この線路でもよく遊んだなーー。あぶないね(笑)

ここはかつて父の実家のすぐそば、

織機川(おりはたがわ)という川のほとりに父の家はありました

↓の写真は、コンクリートで覆われた防火水そうです

この防火水そうは私にとっては一生忘れらない場所

ougiIMG_0022 (2)

小学生の頃、そぼ降る雪の中、幼稚園生の弟と遊んでおりまして

この防火水そう、当時はむき出しの状態で氷がはっていたのですが、

そのはった氷を見て、弟が「わーい、スケート!!」といって踏み込んだのです

あっという間の出来事、

水そうの中ほどまで進んだ弟の足元の氷が割れ...

弟が深い防火水そうに落ちたのです

氷にひびが入り、われて、弟が両手を上げて、水に沈んでいく一瞬の光景。

その一瞬が今でも脳裏に焼きついています

おお慌てて家にもどり、大人を呼びました

どうやって弟を助けたのだろう?覚えてません

弟は今でも生きています

        (焼き肉焼いてます

そして、防火水そうはコンクリートで覆われました

ほんとに怖かった....父やおじさんを呼んで、

血相かかえた大人たちと防火水そうに戻るとき...

もしも、弟が沈んでいたら、

もう何も見えなくなっていたら

どうしようと、怖くて怖くてたまりませんでした

森の湯 (18)

祖母に手を引かれて、買い物に来た商店も今はやっておりません

森の湯 (19)

ラッキースタンプ会員ってなんでしょう?

このお店には、おばあちゃんと大好物を買いに来ていたんです

 item_image1.jpg

 

おしどりのミルクケーキいまや、PCつければ楽天で買える時代ですが

当時、山形に行くと味わえる、ミルクいっぱいのこの素朴なお菓子が

どれほどにおいしかったことか....

きっと楽天で買っていたら、あれほどおいしくは感じなかったでしょう

豊かさってなんだろうね?

森の湯 (20)

さらに歩くと、茅葺の家が見えてきます

今は貴重な茅葺屋根の家、このあたりでは今もちらほら

森の湯 (27)

茅葺屋根の家は、すべてが大きな敷地に立つ大きな家です

この辺は、繊維業で栄えた町、大きなお家は繊維長者なのです

この町を流れる川、実家のあった川は織幡川という、と書きました

織機川 (おりはたがわ)

美しい名前の川です。

8月、豪雨で氾濫したことがニュースで流れたのが記憶に新しい

もし父の実家があったら被害にあっただろうなーー

他のみなさんの被害も最少でありますように

織機川の名前の由来は、推測するに繊維業が栄えた町だから

と、思えますが、実はもっと古い伝説があるのです

この町は 「つるのおんがえし」発祥の地と

いわれてます

森の湯 (24)

鶴布山珍蔵寺 (がくふざんちんぞうじ)

この古いお寺に、鶴がおんがえしで、自分の羽を抜いて折った織物があり

寺の宝物にしているとか....

森の湯 (28)

本堂は山の上にあり、急な階段をのぼっていくと!

森の湯 (29)

父と石碑...は、スルーして

森の湯 (30)

寺門があり、抜けた左側の

森の湯 (31)

この蔵にその織物が大切に保管されているとか....

「ほんとかわからんよ...」 と父...(笑)

でも実際に織機川をはじめ、鶴巻田、羽付、などの鶴の恩返しにちなむ

古く からの地名が数多く残されているのですから、

ここは「つるのおんがえし」の里なのでしょう

森の湯 (33)

このお寺は法事の度に訪れていたので、やはりなつかしい...

森の湯 (32)

さてさて、なつかしさいっぱいの町を歩き、時刻はそろそろ9時になります

南陽の中心部にもどらなければ....

そう、この旅の私的メインイベントのために...