●那須高原「エル・バローロ」の悲しきバローロ
さて、二日目午後のレストランはイタリアン
エル・バローロさん
お店は外観も内装もとてもお洒落で、通りがかれば入りたくなるようなお店です。
実際、サファリパークの帰りに横を通り、父が「旨そうなレストランだな。」
とつぶやいたのがこのお店に決めた理由です。
前回の記事を受けて書くと、怒りを感じるような内容だったので
なるべく客観的に、よかったな。思うところも書いていきたいです。
予約をして2時過ぎに来店。
あんなにいたお客さんは波が引くように帰られたようでお店は空いていました。
入り口にはピカピカのオートバイのディスプレイ。
奥には噴水と、お洒落な店内。
そして、女性の店員さんは感じが良い方だと思いました
大人4人で伺い、二人前で、
前菜・パスタ・Pizza・デザート・ソフトドリンク
という内容のカップルランチを2セット注文
1セット¥3.670-。観光地価格でもなくコスパ良しです
ここで父が
「バローロを一杯」というので
「え? 飲むの、じゃ、私も飲みたいな~~。」
と言うことで、バローロのグラスワインを2杯注文。
私は「バローロって結構高いんだよね」 くらいのことしかワインを知りません
店名が「エル・バローロ」だから
バローロもグラスワインでおいてあるのでしょう。
さっそくそのバローロが...
乾杯で一口
「.............? 」
そして前菜は一人前でこのボリューム!
このボリュームはすばらしい!ただし美味しければ..
左上から
・蛸の薫製
これが凍ってカチカチ、それが溶けると水分がにじんでちょっと気持ち悪かったです
・鶏肉ソテーとパン
鶏肉は普通。パンはチーズと何かが乗っていて軽くトーストしてありました
が、冷たくパン自体があまりおいしくありません
・スモークサーモン
ちょっと臭みがあって私は食べませんでした。母は食べていました
・小さな茄子のチーズ焼き
これが一番おいしかったけど冷たかった
ボリューム重視に終始した感がいなめませんが、これで怒りを感じたりはしません
そしてバローロをもう一口
「.......???」
Pizzaとパスタは2種類づつ選べました
PizzaはマルゲリータとソーセージのPizza
生地の薄いローマ風、
私自身の好みで、ローマ風のPizzaで美味しいおもうPizzaを
残念ながら食べたことがありませんが、ごくごく普通。
美味しいとは感じられませんでした。
そしてバローロを一口
「このバローロ、これで良いのかな?」
パスタはトマトソースが好きなジェニーの為のポモドーロと
どうしても食べたくなっちゃった私自身の為にカルボナーラを選びました
まず、やってきたカルボナーラ
一目みてホントにがっっかり
これ、カルボナーラって言いません。
「ベーコン入りホワイトソース和えスパゲティ」です。
どんなカルボナーラのレシピで作ったって、こんな味にはならないし...
一昔前はこんな「えせ・カルボナーラ」って大宮あたりで見ましたが
今時こんなカルボナーラにお目にかかるとは...これ?那須だから?
チーズや生クリームを控えている現在、どうしても食べたくて
カルボナーラ」をオーダー。
個人的な想いが強いですが、それだけに涙が出そうなほどがっかり
翌日、ちゃんとしたカルボナーラが食べたくて、材料を揃えて
自分で作りました
このカルボナーラショックで、ポモドーロの写真撮り忘れちゃった
(私が、料理の写真を取り忘れるなんて...)
ポモドーロではありませんが、トマトソーススパゲティのレビューで
小学校の給食の味って書かれている方がいましたが、ポモドーロも同感。
この素朴さが美味しいと感じる人もいると思いますが、私にはあいませんでした
バローロは三・四口しか、すすみませんでした
なんだろう...?この
渋みと、コルク臭さは....
そして、会話の中で、このグラスのバローロが一杯2.000円と聞きました
一杯2.000円のバローロ?
どんなハウスワインだって、このコルク臭さはないよなぁ~?
と思ったけれど、ワインは詳しくないし...
お金出すの父だし...笑 黙っていました。
絶対父だって美味しいと思って飲んでいないはずなんですが
自分の注文したものを「まずい」と認めたくないタイプなんですよね...
もう、なんでこのバローロはこんなにまずいんだろう...
樽臭って聞いたことあるけど、コルク臭なんて聞いたこと無い
と、頭がいっぱいになっていましました
料理には納得いかず、ワインには更に納得いかずのままドルチェ
食べ始めた隣席の大蔵省の父が....
ふっっっ
とため息をつき苦笑。。我慢していた想いをはき出すように...
お、おいしくない....
確かにチーズの配合量不足でボッソボッッソのチーズケーキ
これだったらフィラデルフィアの箱の裏に書いてあるレシピで
自作したほうが、32倍はおいしいです。
このチーズケーキが、店頭のガラスケースで一つ500円弱で並んで
いました、しかもポーション小さめ。
コーヒーをいただく頃、母が
「お水をください」
といったら
自動製水器まで取りに行く、セルフサービスだった。
サービス料をとらないとはいえ、このクラスのイタリアンで
しかもバローロが一杯、2.000円もするのに、自動製水器にお水を
取りに行くのは、違和感がある。
しかもお客はほぼいないのに....
文頭で女性のスタッフは感じが良いと書いたが、機転は利かない
私だったら自動製水器があっっても、この人の入りならお水くらい
持ってきてあげると思う。それがサービス業ってもんだろう。
残念ながら、製水器の写真の前にカメラのバッテリーが切れてしまった
この食事を終え、那須を後にしたが、帰路もバローロのまずさで頭がいっぱい
どっかで飲んだことあるんだよね~
思いだした!!
うちのキッチンとダイニングを仕切るカウンターの目隠しにおいている
ほぼ飲めないワイン達!
何かの時に無理矢理のんだら、コルクがボロボロになって悲惨!
そのとき飲んだ赤ワインに実によく似た味だった!
コルク臭がきつくて、めっちゃ渋い。
見たい人はどうぞ...こちら
そうすると、なんだか怒りを感じた。
家に帰るとすぐに 「ワイン コルク臭」 で検索をかけた..
思ったとおりの答えだった。
この観光地で、店名を冠しているとはいえ、
一杯2.000円のバローロを注文する客なんてあまりいないのだろう...
相当に劣化した代物をいただいたのだと思う...
今更ながら、オーナーの方はこのレビューを読んだなら
是非、ワインの味の確認をしていただきたいと思う...
ついでに「カルボナーラ」のレシピも確認されたし..
あるいは、パスタの名前をかえるとか..
そういう訳で...私はリベンジで今すぐにでも
那須にいきたーーーい!!
このお店の名誉挽回で、つづきをかきました!
●那須の記事におつきあいありがとうございました!
レスは明日必ず!
こちらで、面白いお皿をみつけましたよっっ!
このPizzaのお皿!
この穴。Pizzaの生地の熱気を逃がしてPizzaがべちょっってなるのを
防いでいるんですね。
すごい~、私もこのお皿一枚欲しい。
じつはネットで探したんですが、見つからず。情報あったらよろしくです。
こんなお皿でPizzaを出してくれるお店、いいなって思いました。