●喜多方「食堂なまえ」の極太手打ち中華そば
5月末の私の実家ファミリーでのミニ東北旅行を急ぎ足で......
福島をちょっと観光し、喜多方でラーメンを食べて目的地へ、
このコースをはるか昔にもやったことがあって、今回もそのコース
自然が作り出した圧倒的な景観に感動、美しいです
つり橋を渡り、写真の場所まで行きました
日本の原風景がそのまま保存されている、とのことで期待したのですが
ほぼ全ての家屋が商業施設になっていて、残念ながら興ざめ....
お蕎麦を長ネギで食べる「ねぎそば」も、どう考えてもおいしくなさそうでスルー
同じコンセプトであれば、京都の美山がすばらしいです。
美山は大内宿のようになってほしくないな....と、思ってしまいました
さて、おひるごはんは、喜多方でラーメンと決めていました
どのお店に行くか?これも悩んだのですが....
食堂 なまえ さんへ
小さな小さな食堂 老夫婦が営んでいると聞いていました
5名ほどの待ちがあり、行列に並びます
20分ほどで入店
小さな店内は、有名人のサインがいっぱい でも不思議と嫌な感じは
しませんでした。最近、デビィ夫人と有吉が来てるんですね
配膳は、息子さんと思われる無骨なおにいちゃんと、
お孫さんか?と思うようなかわいらしくスーパー腰の低い女の子で切り盛り
でも厨房をのぞくと、かなりのお年のご主人とお見受けする方がラーメンを
つくってらっしゃいます。 後ろ姿しかみえませんでしたが...
当店、名物は 極太手打ち中華そば
極太とふつうの中華そばを注文しました
極太から着丼 ホントに麺が極太です
そして、澄み切ったスープが美しい
観ただけで、脂はほとんどないんですね
この麺、私たちの地方の「田舎うどん」をちょっと思いだす力強さ
麺リフト..一口いただくと、 うん、これは 「粉もん」だ!!
地元で「田舎うどん」をいただくと感じる、力強い粉の主食感!!
これで ハラミタセヨ ...的な、
私自身は、普通の中華そばをいただきました
美しいですね
おいしいものって美しい、この中華そばがおいしくないわけがない
普通といっても、小麦のおいしさがたまらない麺
そして、この脂のほとんどないスープ
脂っておいしさを構成する一つですので、それ全くとりさったスープに
これだけ旨みがあるなんて...
でもね、大げさなおいしさじゃなくて
ふつうにおいしい の
ふつうにおいしいって、あまり良い言葉じゃないとおもうのですが
ふつうにおいしいの極(きわみ)という、印象でした。
おじいちゃんがつくってる、ふつうにおいしいを極めたラーメン
好みでいうと、普通サイズが好きですが、極太はきっと、幾度もたべたら
やみつきなるんでしょう。
言い換えると、こんなにシンプルであっさりしていながら
あの極太麺をしっかり受け止められるスープでもあるんです
しかも、価格が500円ちょい! あー、なんという良心的価格
埼玉から食べに伺っても、あまりあるおいしさでした